今日はなぜピラティスが心を良い状態にするのか?について書きたいと思います。
音声配信でもお話しているのでこちらも聴いてみてください^^
ピラティスをすると、「活力が湧く」、「前向きな気持ちになる」、「挑戦をしたくなる」、「人への感謝の気持ちが湧く」、「ありのままをみられるようになる」等、心への様々ポジティブな影響が生まれますが、それは何故でしょうか?
ポジティブな影響が生まれる理由
ピラティスの最大の特徴である「身体の深部、細部に意識を集中させ、正しく動かす」という方法論にあります。
人は、新しい何かに気付いたり、閃いたりしたときに、脳活性化します。
(ドイツの心理学者、カール・ビューラー氏が提唱する「アハ体験」という概念。)
▶ムーブメントから得る効果
ピラティスのムーブメントの中で、自身の内部への気づきや、「こんなふうに身体が動くんだ!」という驚きが生まれると、脳に新しいシナプスが繋がり、脳の機能がコンディショニングされ、不安や恐怖などを司る脳の部位の過剰な反応を抑制します。
そのため、自然と前向きでポジティブな心になれるのです。
また、ピラティスの「ハンドレッド」や「スイミング」に代表されるような、呼吸と共にリズミカルに動くムーブメントでは、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌を脳内で促す効果があります。
セロトニンは、精神を安定させる働きを持つほか、良質な睡眠へと身体を誘導するメラトニンというホルモンの原料ともなるため、心の健康を保つのに欠かせないホルモンです。
▶呼吸から得る効果
ピラティスで行う胸式呼吸もまた、全身を活動的にする交感神経を刺激する呼吸法です。
呼吸とともに、神経系が多く張り巡らさられる背骨周辺を微細に動かしていくことで、背骨のバランスが整い、姿勢が改善し、神経の働きが促され、自律神経バランスが整います。
これらの要素により、ピラティスは心を活性化させ、精神力を高めるのです。
カラダを整えると共に心を活性化させ充実していけるピラティス。
一度体験してみてはいかがでしょうか?